『週刊仏教タイムス(2018/5/31)』に記事を掲載していただきました。(以下、全文)
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“仏教検定リニューアル 新テキストでわかりやすく”
(一社)仏教検定協会(石上善應代表理事)の「仏教検定」がこのほど一新した。生活や仕事に活かせる仏教の教えを学ぶベーシック講座をリニューアル第一弾企画とし、受講生を募集している。
仏教には八万四千の法門があるが、広大だからこそどこから学べばいいのかわからない、という人も多いのではないか。そのエッセンスをわかりやすく学べるベーシックコースⅠでは、曹洞宗僧侶の中野東禅氏が監修したテキスト(同朋舎新社刊)を元に学習を進める。法句経、教誡経、遺教経といった初期仏典を理解し、坐禅や瞑想のコツもつかめる。
専門用語は極力使わないようにしており、可愛いイラストが描かれているのも理解を助けるだろう。座学の通信講座のほか、提携寺院で坐禅・瞑想のプログラムもある。遠方の人のためにライブ配信にも対応。受講費用は1万9千円で、検定テストに合格することで認定証が授与される。
ベーシックコースⅡは『ブッダの生涯』(中野東禅監修)『仏教の伝播』(廣澤隆之監修)『日本の仏教を築いた人たち』(林田康順監修)の3冊のテキストに基づき仏教を体系的に学ぶ。受講費用は2万円。
今後、「仏画・仏像に学ぶ」や「経典・文書(真蹟)に学ぶ」など、よりハイレベルなアドバンスドコースの開設も予定。受講者には仏跡の巡拝や寺院交流会、海外研修、美術館めぐりなども企画されており、檀信徒にも勧められそうなシリーズとなっている。
問い合わせは事務局(☎03-6256-8903)まで。
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