インド仏跡巡拝旅行 訪問地紹介 その5 『ヴァーラナシー』

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仏教検定協会では2020年1月20日(月)〜1月25日(土)に『インド仏跡巡拝旅行』を行います。
開催にあたり、巡拝する訪問地をご紹介しています。
インド仏跡旅行 訪問地紹介の第5回目は「ヴァーナラシー」になります。

「ヴァーラナシー」
英語では「BENARES(ベナレス)」ヒンドゥー語で「VARANASI(ヴァーラナシー・バラナシ)」と表記されます。

前回ご紹介した「サールナート」から南に約10kmに下ると、ヴァーラナシーに辿り着きます。

ヒンドゥー教の八大聖地の中でも最大の聖地として知られています。ガンジス川を中心に広がるヴァーラナシー市内には大小1500に迫るヒンドゥー教寺院が点在し、年間100万人を超える参拝客が訪れます。

「大いなる火葬場」という別名で知られ、多くのヒンドゥー教徒が最後の場所として、ガンジス川岸辺にある「マニカルニカーガード」と呼ばれる火葬場を目指します。

遠藤周作の「深い河」、三島由紀夫の「豊饒の海」の舞台として描かれました。「深い河」では主人公が癌で亡くなった妻の生まれ変わりを探す為にここを訪れます。三島の「豊饒の海」の中では、ヴァーラナシーは次の様に描写されます。

「…ベナレスは、聖地のなかの聖地であり、ヒンヅー教徒たちのエルサレムである。シヴァ神の 御座所 (おましどころ)なる 雪山 (せつせん)ヒマラヤの、 雪解 (ゆきげ)水を享(う) けて流れるガンジスが、絶妙な三日月形をゑがいて 彎曲(わんきょく)するところ、その西岸に古名ヴァラナシ、すなはちベナレスの町がある。」

 

 

過去の訪問地紹介

その1「ナーランダ」

その2「ラージギル」

その3「ブッダガヤ」

その4「サールナート」

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